寒い所
2018.07.15
寒い所
今年は、例年にない暑さです。7月に入って摂氏35度を超える日もある。地球温暖化のせいなのか?
私は、旅行が好きで、あちこち出掛けましたが、その中で一番熱かったのが、エジプトの王家の谷(ツタンカーメン王の墓が発見された辺りで、乾燥地帯でありミイラの保存に適している)摂氏49度でした。摂氏56度以上になると、タンパク質が変性を起こすとの事なので、人間が生きていくのに、限界に近いという事でしょう。
ドライヤーで皮膚に熱風を吹き付けられている感覚で、ツアー旅行同行者全員、風呂敷、タオル、いろいろな物を使って、外界の空気と遮断したのを、思い出します。
アラブ人が長袖のダブダブの服を着ているのが、納得でした。
既婚女性が、目だけ出して、黒装束風の服を着ていましたが、この服装、現地にあった服なんですね。(表向きは、ご主人以外の男性に肌を見せない為と言われてますが、)
暑い所は経験したので、寒い所は、どういう感覚なのか、体験したいと思うのは、必然の願いか?
2017年1月催行の格安の旅行パンフが目にとまりました。
行先は、ロシア。モスクワとサンクトペテルブルグ
6日間の旅費交通費全て込みで10万円「安過ぎると思いません」
「これって、変だなと不安を覚えながらも、ま、いいか」と行ってきました。(この旅行会社、かの有名な?てるみくらぶ 2017年3月に破産)
モスクワは、さほどではありませんでしたが、サンクトペテルブルグ ここは寒かった。摂氏-32度 初めての体験でした。
寒いと言うより、痛いという皮膚感覚。
目を瞬きする時、上瞼と下瞼がベタベタと引っ付くのです。
たぶん涙が凍り付いているのだと思います。
「へエー こういう世界なんだ」と、初めての体験を喜んでいる自分でした。
丁度、ロシアの旧暦のクリスマスの時期で、街は、イルミネーションで飾られ、何だか、おとぎの世界に紛れ込んだようでした。
同行の女性群は、かなり感激していました。
旅行に申し込む前、「ロシア旅行に一緒に行く?」と奥さんに聞きましたら、「この寒い時にロシアなんて バカじゃない」と言われ、一人参加のツアー旅行になりましたが、(同年輩の一人参加の男性も3人いました。家で馬鹿じゃないのと言われた仲間?だったかもしれません)
奥さんと行く旅行もいいですけど、一人参加の旅行も又いいもんだなと思いました。
※ 写真は凍り付いたモスクワの川です。