眼精疲労について
2018.11.12
眼精疲労について
毎日デスクワークでパソコン画面を見ていると、首肩が凝り、目がショボショボ、眼精疲労になります。
眼球の周囲には、6つの筋肉、又、視力調整の為の毛様体等がありますが、長時間、目を酷使していますと、その筋肉が、凝り固まってき、柔軟性が失われます。
近くばかり見ていると、遠くを見る時に、調整がうまくいかず、物がぼやけてくる訳です。
首肩が凝り目がつらい患者さんが、よく来院されます。
経絡(けいらく、同じ系統のツボを結んだ線)では、目と頚、肩がつながっており、眼球に鍼を刺す事なく(眼球に刺す事は禁忌事項です)、首、肩の凝りを取り除きますと、目の諸症状が改善されます。
治療後「目がスッキリして明るくなった」と仰る患者さんは多いです。
目が痛いと訴える患者さんでも、症状は様々です。
〇 眼球の内側に違和感を訴える方
〇 真ん中の奥に異常を感じる方
いろいろです。
眼球の内側の異常に対しては、天柱穴(てんちゅうけつ)、攅竹穴(さんちくけつ)
奥まった所の異常に対しては、後頭部の風池穴(ふうちけつ)の深い鍼刺入がよく効きます(深めに刺し ていきますと、施術者の手に独特の感覚が伝わってきます。鍼を何者かに掴まれているような感覚です。)
全て深く刺せば良いという訳ではなく、患者さんの感受性など考えながら施術します。
身体全体の状態をマッサージで整えつつ、局所鍼で治療すると、かなりよくなると思います。
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