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靴磨き少年の一言

2018.06.24

靴磨き少年の一言

 

世の中で、ほとんどの人が好きなお金

楽して儲かりたいのが、人情かも知れない

 

株を買って、額に汗せず儲けている人も多い。

「一人が笑えば、一人が泣く」 

世の中、富の奪い合いである。

社長と従業員も相いれない。どこかで妥協するしかない。

 

さて、話を本題にもどして

 

ある紳士が、毎朝、ニューヨーク マンハッタンで、靴磨きの少年に靴を磨かせていた。

 

ある日、余り喋らないその少年が、紳士に「旦那、株って儲かるんですってね。私も株を少し買いました」と語ったらしい。

 

その後、その紳士は、何を思ったか、急いで会社に行き、部下に「今すぐ保有している株を全て売れ」と言ったらしい。

 

言われた方は「社長何考えているんだろう?株価はどんどん上がっているのに」と思いつつも、命令だから仕方なく売却した。

 

その後、まもなくして株価が暴落した。(1929年ウォ―ル街大暴落大恐慌)

 

この社長が株を売った根拠が興味深い。

 

多くの人が「いい」と飛びついて買っている時、株価は、既に高すぎる状態になっている。

 

安い時に買い、高くなって売る。それで儲かる。

高い時に買って安くなって売る。それでは大損。

これは理屈である。

 

先程、社長は「経済や株等、何もわからない、こんな少年まで株の話をするなんて、もう既に株価は上がり過ぎている。」と判断したようである。

 

この社長は、かの有名な故ケネディ大統領の親父さんである。

 

世間の噂だけに踊らされていては大損します。

 

よく分からない事には手を出さない。

 

「世の中そんなにうまい話はない。」

 

 

ババを引かないように注意して過ごして下さい。